区域麻酔ワークショップに参加しました

11月10日(土曜日) 久留米大学病院で開催された区域麻酔ワークショップ(下肢:大腿神経ブロック、閉鎖神経ブロック、坐骨神経ブロック)に参加しました医局員の報告です。

講師は大阪大学医学部麻酔手中治療医学講座の酒井規広 先生。
始めに45分ほど座学があり、下肢神経の解剖についての簡単な説明と、超音波ガイド下神経ブロックをする上で大事なポイントについての説明がありました。中でも、pre-scanの重要性を強調され、「できない人ほど早く刺したがる」と話されていたのが印象的でした。

その後、4つのブースに分かれてハンズオンセミナーとなりました(アルバイトの学生が患者役となり、エコーガイド下に神経を同定するところまで)。最初に先生自ら実演をされ、要所を押さえた説明でとても分かりやすかったです。まず始めに何を同定して、そこからエコーのプローブをどのように持っていくのか、初心者にも分かるように説明してくださいました。

最後におまけで上肢の末梢神経ブロック(斜角筋間アプローチ、鎖骨上アプローチ)についても少しだけ教えていただきました。得した気分でした(*^_^*)。

今回、初めてワークショップに参加しましたが、実際に体感することは教科書を読むことより何よりも記憶に残るものだと感じました。今後もし機会があれば、他のワークショップにも参加したいと思います。