日本臨床麻酔学会第34回大会 高輪プリンスホテル

11月1〜3日で行われた日本臨床麻酔学会に参加してきました。
今回は東京の品川駅に近い高輪プリンスホテルで開催されました。当大学の各発表者のタイトルは
小川先生が「慢性血栓塞栓性肺高血圧症合併患者に対するS状結腸切除術の麻酔経験」、北里先生が「レミフェンタニル投与下呼気終末セボフルラン濃度1.5%以上の麻酔管理にて顕在記憶を訴えた1症例」、藤本が「巨大縦隔腫瘍による気道狭窄に対する気管ステント挿入術の麻酔経験」という内容で発表させていただきました。

北里先生の発表光景

藤本の発表光景

私の発表ではRTX〔陽陰圧体外式人工呼吸器〕を用いた症例を発表させていいただきましたが、興味を持っていただいた他大学の先生方や、使用経験のある先生方も多く、質疑応答では術中の管理の詳細についての質問や、使用上のアドバイスをしていただいたりと、大変参考になるお言葉を頂きました。
座長の先生から、RTXの使用を検討している先生方の今後の参考になるようにと論文にするように提案を頂きました。
とても貴重な症例について発表をすることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
発表に際してご指導いただいた教授、伊藤明日香先生、RTXの装着法や設定法をご教授下さった新山修平先生、その他の医局員の先生方に大変感謝しています。ありがとうございました。