第2回久留米セデーションセミナー

 1月10日(土)に久留米セデーションセミナーが行われました。

 今回は金沢大学周術期管理学(麻酔・蘇生学)教授であり集中治療部部長であらせられる、谷口 功先生にお越し頂き「周術期における鎮静」と題して御講演頂きました。

 集中治療領域でのセデーションに主に使用されている薬剤の比較検討に始まり、実際の症例を提示してのお話と続きました。α2受容体刺激薬のデクスメデトミジンのICUでの使用法について臨床での実際の使用量、併用薬また周術期での使用時期の検討に至るまで、貴重なお話を聞くことができました。添付文書等での使用量、使用方法で分かり辛い経験値的なものも拝聴できたのではと個人的には感じました。

 やはり日頃疑問を感じていることも多かったのか、当医局先生方より質疑応答も多数あり、大変素晴らしいセミナーとなりました。今後、久留米大学でのセデーションへの良い影響となること間違いなしです。

 
 金沢は前日より雪が多く飛行機の運航を心配されながら来久されたそうです。帰路の飛行機は大丈夫だったか案じます。

谷口先生ありがとうございました。今後の臨床に活かしていきたいと思います。