第43回救急医学会総会に出席しました

ブログ初投稿 i-twoです

10月21-23日に東京は有楽町の東京国際フォーラムにて第43回日本救急医学会総会が開催されました。
国際フォーラムは自分が指導医(現在の専門医制度前)の口頭・実技試験を受けた場所でもあり建物に入るときには少し緊張も覚えました(笑)
自分は木曜日の22日より参加させていただきました。学会参加中、大学の勤務をしていただいた先生方ありがとうございました。
まず、なんといっても今年の注目は心肺蘇生のガイドライン2015の改定ではないでしょうか?関連の講演の多くが21日に行われ自分は参加できませんでしたが、会場からあふれるほどの聴衆だったとのことでした。大きくは変わっていませんが、BLSにおける処置、胸骨圧迫の深さ、また薬剤のことなど、変更箇所があります。今後の蘇生コースの変更なども考慮されます。                また麻酔領域では定番(?)となっているrSO2を蘇生時の脳血流、また蘇生後の神経学的予後の評価などに使用している研究が多く発表されておりました。
 夜は、前職場であった救命センターの同僚と熱い討論を交わしました。センター勤務の同僚、救急から麻酔科医へ転職した同僚、また職場の拠点を海外に移し活躍している同僚などなど。熱い集まりで東京の寒空も少し暖かくなったのかな?と思い、夜遅くまで語り合いました。

簡単ではありますが学会出席報告とさせていただきます